火曜日, 10月 29, 2013

斉藤和義 「斉藤」 「和義」 アルバム評

斉藤和義 「斉藤」 「和義」 アルバム評

さて、毎日がバタバタできちんと聞けてなかったアルバムですが、ボチボチと聴き始めています。
思ったことなどをあれこれと。

○既発のシングル曲だらけなので、「斉藤」はもはや買わなくてもいいかな?と思っていたけれど、頭から一気に聞いていくと、意外にも楽しく聞けた。曲が既発とは言え、どれも良い曲だからだろう。

○そうは言っても誰もが思うように、「斉藤」収録の「罪滅星」と「パズル」、「和義」収録の「カーラジオ」と「Always」、それぞれの2曲の収録を逆には出来なかったのかな? 本人演奏による既発曲をすべて「斉藤」に収録したほうが男らしいと思うんだけどなあ。(ただ、そうしてしまうと「和義」側の1曲めを飾る明るめの曲が思いつかないか)

○シングル曲を除けば、個人的なベストテイクは(既出曲ですが)「パズル」。次点は「天使の猫」と「それから」。

○通して聞いてみて一番強く感じたのは、ガッツリと作りこんだギターソロがほとんど無いという点。どのソロもお茶を濁したような「モゴモゴ」としたフレーズで、しかも短い(まあダラダラと長いよりはマシだけれど)。「Cheap & Deep」、「流星」、「Music」、「天使の猫」、どれにももっとメロディックでガッツリとしたギターソロが入ってきてもおかしくないのだが、ちょっとその辺りが残念。ちなみに、それぞれStray Cats風を小倉博和、ジャージーを内田勘太郎、ブルージーをChar、メロディック・メタル風を高崎晃辺りに、ゲストとして招いてガンガン弾いてもらって欲しかった(贅沢なお願い)。

○そういえば、今回はブルースハープの入った曲が少ないですね。きちんと数えてないけれど「月光」くらい?

○オマケ。錦戸くん、歌上手いな。
Ryo Nishikido (with 斉藤和義) - Puzzle (live acoustic)


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