水曜日, 3月 14, 2018

Toys Blood Music 斉藤和義

Toys Blood Music 斉藤和義

斉藤さんの新譜。
発売予告が出た時点で機械的にAmazonで予約していたので、新譜の発売日を完全に忘れていましたが、ちゃんと自宅ポストに届いていました。

月刊Player誌のインタビューにもあったように、今回は多くのリズムボックスマシン/ドラムマシンを駆使して、それらを使った楽曲ばかりで固めているようです。
ただ、そこまでドラムマシン感というか、リズム部分にチープさは感じられません。古い機器を使っても、うまく工夫すればちゃんとグルーヴ感が出るという好見本ですね。
まあ、チープ感やデモの雰囲気を出すためにそうしたツールを使ったのではなく、あくまで制作者側のモチベーションを高めるために、そうした縛りを付けて曲をアレンジしてみたというのが、主な理由でしょうが。

さて、個人的に今回の新譜で一番驚いたのは、そうした個々のアレンジや楽曲についてではなく、初回特典の内容が直近に出ていた「シングル扱い」の曲ばかりで固めたミニアルバムのようなものということですね。なかなか良い曲もあるのに、それらはオリジナル・アルバムの方には入れずにいわば「オマケ」の方に収めることで良しとしたのは、時代は変わっちゃったなあという感じを受けました。

まあ楽曲が豊富にある余裕なだけかもしれませんが、それにしてもアルバムの「あれ」と「これ」は外して、代わりに「はるかぜ」と「ひまわりに積もる雪」辺りを入れて欲しかったなあとか、あれこれ思っちゃいました。


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